CASE施工事例
靴修理(内部補修) 2018/12/30
COACH パンプス ライニング全交換例
コーチ パンプスの ライニング(内側)全交換例です。
パンプス内側の合皮が経年劣化によりボロボロに崩れてしまっているため、このライニングと中敷きを全交換する作業を行います。
パンプスを一度分解し、合皮ライニングを取り外します。
その後新たに作り出した馬革ライニング材を組み込み、袋縫いをして元と同じ様に成形し、修正して形状を合わせた木型につり込んで保型します。
最後に取り外していた持ちのソールとヒールを組み合わせて作業完了です。
今回は履き口部分の縫い付け方法を、外革とライニングを単に縫い合わせる簡単な方法でごまかすのではなく、元と同じ縫い割りの製法にこだわって修理を行いました。
なお、当店でも縫い合わせによる簡単な修理法や、傷んだ合皮の上に革を貼るといった適当な補修法も出来ますので、一度ご検討ください。
※上記修理は当店にお持込の方のみ対応になります。