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CASE施工事例

他店修理品の修正例

紳士靴修理 2023/06/29

他店修理品の修正例

  • 他店修理品の修正例 2-1
  • 他店修理品の修正例 2-2
  • 他店修理品の修正例 2-3
  • 他店修理品の修正例 2-4

他店にて一度修理された靴の再修理例です。
 
過去に他店で交換されたレッドウイングブーツのソールを、当店にてソール交換する際に確認できた、他店の作業不良例となります。
 
何が問題なのかと言うと、他店でソール交換を行った際、アウトソールをグラインダーで削って取り除いていた時に、ミッドソールの縫い糸も一緒に削り取った上で、ミッドソールの縫い直しといった失敗個所の補修もせず、そのままアウトソールを貼ってごまかしていたという不良内容となります。

  • 他店修理品の修正例 3-1
  • 他店修理品の修正例 3-2
  • 他店修理品の修正例 3-3
  • 他店修理品の修正例 3-4

ミッドソールの縫い糸が切られていると、簡単にソール部分が外れてしまう他にも、そのままではアウトソールを貼る修理は出来ず、ミッドソールの縫い直しもしくはミッドソール以下の部材を全交換する必要が出てきます。
 
今回は当店の見立てミス(他店での修理歴があることを考慮しなかった)により、ミッドソール以下全交換に掛かる追加費用は当店負担にて行いましたが、この様なずさんな修理を平然と行う靴修理店も多いことにご注意いただければと思います。

  • 他店修理品の修正例 4-1
  • 他店修理品の修正例 4-2

上記画像は違う例ですが、例えば登山靴のソール交換でもこの様にミッドソールが縫ってある場合、古い接着剤を削って取る際はこの様に縫い糸を切らずに削り取りますし、削り取れるだけの技量が無い人間は手を出してはならない作業でもあります。
 
今回のような事例をもっと分かりやすく言えば、「ソール交換は一回しかできません」とか「縫い糸を切っても接着剤が縫い糸を固定してくれるので剥がれることは無い」などという業者は、まず縫い糸を切っていることへの釈明を事前にすることで保身をしていると考えても良いでしょう。

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