CASE施工事例
靴改造 2025/07/12
ブーツ ソール交換とライニング材追加例
婦人ブーツのソール交換とライニング材を追加した改造例です。
ソールに使用されているポリウレタン材が劣化しており、このソールを違う資材で置き換えると共に、ブーツ本体のパッチワークで出来た生地の縫い目が全体的に裂け始めているため、ライニング材(裏地)を作って貼り合わせることで強度を付ける作業を行います。
ブーツを分解した後に、ライニング用の資材として合皮材を加工し本体生地と貼り合わせます。
その後スリット部分をくり抜いてから、元の形状に組み戻し新たなソールを取り付けます。
ソールはEVA材とMNDソールを使用し、中空部を作ってソールの軽量化を図りました。
またライニング材を追加したことで、パッチワークの縫い合わせ部にも強度が出ているため、今後も長くご使用いただけるものと思います。