CASE施工事例
靴調整 2017/07/16
装具だけでは庇いきれない靴に補助機能を付けた加工例
装具を付けて靴を履くと、靴の方が耐えられなくて上手く歩行できないため、当店に加工のご依頼がありました。
フレアー加工とアウターウェッジを施した後の写真からになります。
- 単に補強材を貼っただけでは見た目が悪くて面白くないので、今回はこの補強材に細工をして、見た目が普通の靴に近く見える様にしてみます。
元の継ぎ目と同じ感じにラインを引いて、この部分を彫り込みます。
ラインを彫り込むことで、光の加減では靴に加工をしてあるとなるべく勘付かれないように出来たかなと思います。
なお今回はコストの関係で彫り込みにしましたが、元の靴のデザインと同様に革を縫って部品を作り、貼り付けて見た目をごまかすなどの手法もあります。
この様な加工技術でしたら義肢装具会社では当たり前に加工できますので、補装具を作成された、またはこれから作成依頼をされる方は、義肢装具会社の担当者にご相談ください。